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第14回千葉県サッカー医科学研究会が開催されました

更新日 2024.3.20

千葉県サッカー協会医学委員 北千葉整形外科
村松佑太

2024年3月2日(土)、千葉メディカルセンターにおいて第14回千葉県サッカー医科学研究会が開催されました。本会は、サッカー医科学にまつわる多様なテーマを取り上げて年に1回開催しており、この3年間はコロナ禍ということもありWeb開催としておりましたが、14回目となる今回は久しぶりの現地開催となりました。会場にはドクター20名、トレーナー・理学療法士・指導者など30名、合計50名の参加者が集まり、一般演題3題、特別講演2題が設けられ、活発な議論が交わされました。

特別講演の1演題目には、千葉大学大学院医学研究院整形外科学客員准教授の貞升彩先生から「整形外科医が語るサッカーとLGBTQ+課題 二極化する世界でどう進むか」という演題名でご講演を頂き、多様化する世界とサッカー界の実情を踏まえた今後の課題を皆で考える機会を与えて頂きました。また2演題目の千葉メディカルセンター整形外科・スポーツ医学センター副センター長 齊藤雅彦先生のご講演「女子サッカー日本代表におけるメディカルサポートの実際~2023 FIFA女子ワールドカップに帯同して~」においては、代表チームドクターとして必要な知識や仕事への取り組み方などを、これまでのご経験を交えながらお話頂き、今後スポーツ現場で仕事をしたい方や既にされている方にも大変勉強になる貴重なご講演を賜りました。

千葉県内でサッカーに関わるメディカルスタッフが集まり、交流を深め情報交換ができる会は大変貴重であり、来年も第15回を企画しております。サッカーに関わっていてメディカルに興味のある方はどなたでも是非ご参加ください。