台湾からの若手関節外科医、脊椎外科医の短期フェローシップ受け入れのご報告
更新日 2024.1.22
台湾からの交換留学にて2023年12月3日~12月17日に千葉大学医学部附属病院および関連施設にて若手整形外科医師2名を受け入れましたのでご報告致します。
関節外科医であります翁浚睿(Weng Chun-Jui)先生は台湾屈指の手術症例数を誇るChang Gung Memorial Hospitalよりいらっしゃいました。翁先生には大学では肩関節・上肢班にサポートいただき、肩関節鏡を中心に多くの手術を見学していただきました。脊椎外科医であります許瑞佑 (Hsu Jui-Yo)先生は台湾のNo.1病院でございますNational Taiwan Universityに所属されております。腰椎班、頚椎班共同にて滞在期間中のプログラムをアレンジさせていただきました。
お二人とも豊富な来日経験を持ち、翁先生は日本語も堪能です。我々が会話の中で英語の作文に時間がかかっていると、質問する前に日本語で答えが返ってくるコミカルな場面も何度かございました。許先生はモバイルSuicaもお持ちで、また、千葉市内のレンタルサイクルもアプリを自在に使いこなし、普通に利用しておりました。許先生におかれましては研修後半に沼津市立病院での手術見学を行いました。同病院の相庭温臣先生のご厚意で、手術前の時間を利用して富士山が見事に見えます絶景スポットにご招待してくださいました。手術は胸椎前方手術で、望月眞人先生も合流されました。御本人にも大変印象的な一日となったとことと思います。
研修最後には教室例会にご参加いただき、お二人とも自身の研究領域についてご発表いただきました。翁先生は臨床部門の優秀口演賞を獲得されました。
最後になりましたが、本人事交流のご許可を快諾いただきました大鳥精司教授に深謝いたします。また、事業を支えてくださっております葉國璽先生、葉佐俊先生にはこの場を借りて御礼申し上げます。手術見学をご快諾いただきましたみどりのは葉記念病院、船橋整形外科病院、おゆみ野中央病院、聖隷佐倉市民病院、千葉市立青葉病院、沼津市立病院の先生方、スタッフに御礼申し上げます。来日手続きのサポートをしていただきました医局秘書様にも御礼申し上げます。ありがとうございました。
図1 翁浚睿(Weng Chun-Jui)先生
図2 許瑞佑 (Hsu Jui-Yo)先生
図3 集合写真 最前列左より折田純久教授、大鳥精司教授、許瑞佑先生、翁浚睿先生、落合信靖准教授、松浦佑介医局長
図4 歓迎会 (スペイン料理店にて)
図5 許瑞佑 (Hsu Jui-Yo)先生 (沼津市内にて)