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第38回 第48回千葉スポーツ医学研究会開催報告

更新日 2019.1.29

平成24年卒 
渡邉 翔太郎

 2019112日(土)に千葉大学医学部附属病院3階 ガーネットホール(大講堂)にて、第48回千葉スポーツ医学研究会が開催されました。今年は、24演題と非常に多くの一般演題が発表されました。脊椎・上肢・下肢など様々な部位のスポーツ傷害の治療や予防、また、スポーツ関連疾患の疫学や特徴と幅広い内容で活発な議論が行われました。

 

 さらに、特別公演として「スポーツ診療のパラダイムシフト超音波診療の基本から生理食塩水で治すHydroreleaseまで」と題して横浜市大付属病院整形外科の宮武和馬先生、「野球選手の肩・肘障害これまで経験した症例を中心に」と題して船橋整形外科病院スポーツ医学・関節センター肩関節・肘関節部門 部長の高橋憲正先生から大変勉強になるご講演をいただきました。

 日常診療にてスポーツ外傷等に携わっている医師、看護師、理学療法士の方々、またスポーツ現場で活躍されている、あるいはスポーツ医学・スポーツ整形の診療に当たられている多くの医師、理学療法士、トレーナーの方々、また、スポーツ医学に興味を持っている学生など多岐に渡る方々にご参加いただきました。参加者は150人以上に及び、例年以上の大変盛況のうちに終えられたことを感謝申し上げます。

 スポーツ医学の発展を多職種の多くの人々が議論し、情報交換をしながら、交流を深めることができたと感じております。ここ最近は参加者も増加傾向で年を追うごとに会の充実を感じ、本会が千葉県のスポーツ医学をより一層向上、充実させていく大変有意義なものであると再認識しております。

 

 来年度も開催予定となっておりますので、スポーツ医学やスポーツ現場での活動にご興味のある多くの方のご参加をお待ちしています。千葉県のスポーツ医学をより盛り上げていきましょう。