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スポーツドクター志望の皆様へ ~BLUE THUNDERSメディカルチーム加入のすゝめ~

更新日 2022.4.17

君津中央病院
平成24年卒 細川博昭

みなさんこんにちは。平成24年卒、君津中央病院の細川博昭です。私は現在、日本社会人アメリカンフットボールリーグ(通称:Xリーグ)2部所属のBLUE THUNDERSというチームのチームドクターをやらせていただいております。今回、これから入局を考えているスポーツドクター志望の皆様に是非とも我々の仲間に加わっていただきたいと思い書かせていただきました。

 

BLUE THUNDERSは市川市を拠点としたチームで現在1部リーグへの昇格を目指しており、今最も勢いのあるチームです。ドクターはおゆみの中央病院の赤木龍一郎先生を中心として、君津中央病院の福島駿先生、金沢病院の水谷雅哉先生と私の4人でやらせていただいております。

 

アメフトなんてよくわからないし、怪我人が多そうで怖いと思っているそこのあなた。安心してください、我々はアメフト未経験者も、入局したばかりの方でも大歓迎です。

 

そもそも私もこのチームに帯同するまではアメフトのルールもわからない素人でした。ですが練習や試合に帯同していく中で周りのスタッフからいろいろ教えていただき、徐々に覚えることができました。今では試合の流れがわかるようになり、アメフトの楽しさを味わうことができています。激しいコンタクトスポーツでありながら、緻密な戦略を要する頭脳派スポーツであることも魅力の一つであると感じています。

そのため、やる気さえあれば未経験者でも大丈夫です(もちろん経験者も大歓迎です)。

 

アメフトの試合では怪我人の数が多いのは確かです。私はサッカーチームの帯同もさせていただいておりますが、サッカーと比べて圧倒的に試合中にドクターの出動率は高いです。その中で、目の前の選手は少し休めば試合復帰できるのか、プレー続行不能と判断して休ませるかの判断を多くの機会で求められます。そのためかなりのプレッシャー(?)、醍醐味(?)を感じることができます。ただ、一つの試合でも複数のドクターが一緒に帯同するため、経験のあるドクターに即座に確認が取れるため、不安なく帯同できます。これはスポーツドクターをやりたいと思っている方にはかなり魅力的な環境なのではないかと思います。

 

最後に、BLUE THUNDERSはとてもいいチームです。団結力が強く、また見ず知らずの私たちをすぐに受け入れてくれるという懐の深さもあります。もしこのコラムを読んでチームの一員に加わりたいと思ってくださる方がいらっしゃいましたら、是非千葉大学整形外科にご連絡ください。我々はいつでも歓迎します。